ちょっとずつ、前に

突如夫を失ってシングルマザーになった私が前を向くまで。

はじめまして。

はじめまして。ほやこです。

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

私は2年前、11歳年上の夫を突然亡くしました。

死因は、くも膜下出血

倒れているのを発見してから、病院で臨終を迎えるまで、

わずか1時間半でした。

 

双子の息子はまだ5歳。パパが大好きでした。

身寄りのない地で、これからどう生きようと、茫然としました。

 

怒涛の2年半でした。

自殺も考えました。

だけど、幸いにも私は環境に恵まれ、今日を生きています。

 

ここにたどり着いた方は、

きっと悲しみのどん底で、必死な思いで検索をしたのではないかと思います。

あるいは生きる意味を見失って、なんとなく思いつく言葉を入力して、

たどり着いたのではないかと思います。

私もそうでした。

生きようとも、死のうとも思えず、ただただ涙を流し続ける日々でした。

 

今、悲しみのどん底にいるとしたら。

決して自分の気持ちに逆らわないでください。

 

泣きたいときに泣けばいい。

眠れなかったらそのまま朝を迎えればいい。

ご飯を食べたくなかったら、おなかが空くまで待てばいい。

 

周りは、励まそうといろんな言葉をかけてくると思います。

素直に聞き入れることができないことも、きっとたくさんあるはずです。

そんな時、受け止められない言葉は聞き流して大丈夫です。

怒りではねのけるもの一つの手段です。

そんな状況でも、寄り添って待ってくれる人達が、

これから先、長く付き合っていける人ではないかと思います。

 

大切な人を亡くすということは、想像以上に辛いことです。

まずは、自分を大切にしてください。

辛いと思っても、一日をやり過ごして、明日につないでください。

生きていることに意味を見出せなくても、

死にたい気持ちが沸き上がってきても、

布団にもぐって、あるいはソファに横になって、

時が流れるのを待ってみてください。

 

今は信じられないかもしれないけど、

人によって長さは違うのだけれど、

きっと、「時間」が少しずつ辛さを和らげてくれると思います。

 

ここでは、私の怒涛の2年間を記事にまとめていこうと考えています。

どこかで大切な誰かを失った人が、

少しでも前に進むための一助となることを願って。